Claude Codeでサイト制作やファイル編集を始めると、つい「すぐ動かしたい」と思ってしまいます。ですが、始める前に少しだけ決めておくと、後の事故やつまずきが大きく減ります。この記事では、このサイト(AIためすラボ)を実際に作りながら困った点をもとに、作業フォルダ・編集してよい範囲・バックアップ・公開前の確認までを、初心者向けに整理します。

この記事の位置づけ

本記事は、運営者が実際にClaude Codeでサイトを作る中で「先に決めておけばよかった」と感じた ことを中心にまとめた、実務寄りのチェックです。環境やツールは変わるため、手順は一例として 読み、最終的な設定や公開判断はご自身の環境と公式情報にあわせて行ってください。

この記事で分かること

  • Claude Codeに触らせる作業フォルダの決め方
  • 公開(public_html)に上げてよいもの・上げてはいけないもの
  • 公開用ZIPに含めてはいけないファイル
  • 公開前の確認(noindex・sitemap・ローカル情報・check/build)の流れ
  • 失敗しても戻せるようにする準備(バックアップ・Gitの扱い)

導入そのものがまだの方は、先にClaude CodeをWindowsで使い始めるための準備と基本手順をご覧ください。

まず「触らせるフォルダ」を決める

Claude Codeは、起動したフォルダを中心にファイルを読み書きします。最初に作業フォルダ(プロジェクトのフォルダ)をはっきり決めておくことが大切です。

  • 練習や検証は、専用の空フォルダで始めると安全です。
  • 大事なファイルがたくさん入った場所(書類フォルダ全体など)で、いきなり始めないようにします。
  • どこで作業しているか分からなくなったら、一度手を止めて確認します。

編集してよい範囲を決める(権限の考え方)

「どこまで自動で進めてよいか」をあらかじめ意識しておくと、事故が減ります。Claude Codeには、変更の前に確認を求める仕組み(権限モード)があります。

  • 最初は、変更前に確認が入る設定のまま使うのが安全です。
  • 「ここは触ってほしくない」ファイルがあるなら、依頼の段階で明確に伝えます。

権限モードの違いは、Claude Codeの権限モードとは?で実機をもとに解説しています。

失敗しても戻せるようにする(バックアップ・Git)

作業を始める前に、「戻し方」を決めておくと安心です。

  • 大事な作業の前に、フォルダごとバックアップを取っておく。
  • Gitを使える場合は、区切りのよいところで履歴を残す(コミット)。
  • Claude Code自身の変更は、巻き戻し機能である程度戻せます。
巻き戻しは便利、でも万能ではありません

Claude Codeには変更を元に戻す仕組みがありますが、戻せない操作もあります。詳しくは Claude Codeの変更を元に戻す方法で検証しています。 巻き戻しに頼り切らず、バックアップも併用すると安心です。

公開に上げてよいもの・上げてはいけないもの

サイトを公開するとき(XServerの public_html などに置くとき)に上げるのは、ビルドして書き出された公開用ファイルです。プロジェクトの作業ファイルそのものではありません。

上げる(公開用)上げない(作業用・非公開)
ビルド成果物(HTML・CSS・画像など)src(記事や設定の元ファイル)
index.html / sitemap.xml / rss.xmldocs(メモ・計画)
robots.txt / 404.html / favicon.svg / .htaccess_work(作業用の一時ファイル)
公開用の画像(最適化済み)node_modules(大量の依存ファイル)

アップロード前にZIP構成を確認する

ZIPを作ったら、アップロードの前に中身を一度確認します。確認したいのは次の点です。

  • ZIPを展開した直下に index.html などの必須ファイルが来るか(余計な親フォルダで包まれていないか)
  • 上げてはいけないファイル(src / .env など)が混ざっていないか
  • フォルダの区切りが正しいか(環境によっては区切り文字の違いで展開が崩れることがある)
「直下に展開できるか」を意識する

サーバーによっては、ZIPの中に余計な親フォルダがあると、想定どおりの場所にファイルが置かれない ことがあります。「展開した直下にトップページが来る」構成になっているかを確認しておくと安心です。

公開前の確認(noindex・check・build)

記事やページは、いきなり検索公開せず、まず下書きの状態で確認すると安全です。

  1. 作成・編集したら、ビルドが通るかを確認する(npm run checknpm run build 等、プロジェクトの確認手順)。
  2. 公開前は**検索エンジンに登録されない設定(noindex)**のまま、表示を目視確認する。
  3. 問題なければ、公開を承認するタイミングでnoindexを解除する。
下書き→確認→公開、の順番が安全

「作ってすぐ検索公開」ではなく、「下書きで確認 → 問題なければ公開」という順番にしておくと、 未完成の状態が検索結果に出てしまう事故を防げます。

sitemap.xml / rss.xml を確認する

公開用ファイルを作ったら、sitemap.xml(サイトの地図)と rss.xml(更新の配信)に、意図したページだけが載っているかを確認します。

  • 公開したい記事が掲載されているか
  • まだ下書きの記事が、誤って載っていないか
  • URLが正しいドメインになっているか(ローカル用のURLのままになっていないか)

ローカル情報の混入をチェックする

公開ファイルに、自分のパソコンの情報や個人情報が混ざっていないかを確認します。とくに次のような文字列に注意します。

  • 自分のパソコンのパス(C:\Users\... など)
  • localhost127.0.0.1(開発中のローカルアドレス)
  • クラウド同期フォルダのパス(OneDriveなど)
  • メールアドレスや、mailto: のような連絡先

Search Consoleでインデックス登録をリクエストする前に

検索結果に出したいページは、Google Search Consoleでインデックス登録をリクエストできます。その前に、次を確認しておくとやり直しが減ります。

  • 公開したページが、noindexになっていないか(noindexのままだと登録されません)
  • sitemapに正しいURLが載っているか
  • 実際に公開URLでページが表示できるか
noindexのままだと登録されません

「インデックス登録できない」とき、ページ側がnoindexのままになっているケースがあります。公開を 承認したページは、noindexが解除されているかを先に確認しましょう。

始める前のチェックリスト

  • Claude Codeに触らせる作業フォルダを決めたか
  • 練習は専用の空フォルダで始めるか
  • 触ってほしくないファイルを伝えたか(権限の意識)
  • 作業前にバックアップ/Gitの扱いを決めたか
  • 公開に上げるもの・上げないものを区別したか
  • 公開ZIPに src / .env などを含めない構成にしたか
  • check / build が通ることを確認したか
  • 下書き(noindex)で表示を確認したか
  • sitemap / rss に意図したURLだけが載っているか
  • ローカル情報・個人情報が混ざっていないか
  • 公開承認時にnoindexを解除したか

まとめ

  • Claude Codeは、始める前に「フォルダ・権限・戻し方」を決めておくと事故が減ります。
  • 公開では、公開してよいファイルだけを上げ、src / .env などは含めません。
  • 下書き(noindex)で確認 → 問題なければ公開、の順番が安全です。
  • 公開前に、check/build・sitemap/rss・ローカル情報の混入を確認しましょう。
  • 失敗しても戻せるように、バックアップやGitの扱いを先に決めておくと安心です。

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